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この記事は2017年3月3日に更新されました。

帝王切開には予定帝王切開と緊急帝王切開があります。赤ちゃんを最大限安全に出産するための方法ですから、場合によっては緊急で選択せざるを得ない場合もある帝王切開。つまりどの妊婦さんであっても可能性がある方法です。分娩時に痛みのマックスを迎える自然分娩と比べ、帝王切開の場合は、出産時は麻酔で痛みがありません。しかし、麻酔が切れた後に痛みが続きます。どんな痛みが、どのくらい続くのでしょうか。

帝王切開に痛みはつきもの?

元々帝王切開は出産によって母子にリスクが生まれたとき、そのリスクを回避するために考えられた方法です。切開というくらいですから、お腹を切り開くことになります。ちょっと想像しただけでも痛みが伝わりそうですが、実は帝王切開時にはそこまで痛みを伴いません。痛みが起こるのはむしろ分娩時より分娩後の方が多いのです。

 

帝王切開の方法と縫合

まず始めに帝王切開に流れを見てみましょう。

1.麻酔(全身麻酔の場合は産声は聞けません)

2.切開(通常は横、緊急時は縦に切開します)

3.赤ちゃん取り出し(大抵の場合2,3分以内。本当にあっという間です)

4.縫合(胎盤を取り出し、子宮内をきれいにしたあと)

 

縫合が終わると出産はひと段落するのですが、この後に人によっては猛烈な痛みを伴うことがあるのです。

第一に麻酔が切れたことによる痛みが襲ってきます。縫合するときには糸による縫合か、ステープラー(医療用ホッチキス)による縫合がありますが、どちらであっても痛みを伴うようです。縫合している間や縫合を外して少しの間は痛みがあると考えておきましょう。

ステープラー縫合は新しい手法のため、患者にとって痛みを軽減するものと勘違いされやすいのですが、実際痛みの程度は変わりません。また、傷跡の残り方やどのような部位に使用するかも医師の技量に左右されることが多いのです。帝王切開にステープラーを使用するとその分早く縫合が終わることがあっても痛みが軽減されるわけえではないということを、あらかじめ承知しておきましょう。

場合によっては麻酔によって頭痛を伴うこともありますが、これは手術中に頭を動かしたり体を動かしたりしたことによって麻酔が頭にまで回ってしまったことによって起こる痛みです。

自然とおさまるまで安静に過ごしましょう。

 

強敵は後陣痛

痛みにはもう1つ、後陣痛による痛みがあります。

。急に赤ちゃんを取り出すので、子宮が収縮することで分娩する自然分娩に比べて、後陣痛が痛いと言われています。産後の子宮の戻り具合を見るために看護師さんがお腹を押してチェックをしたり、子宮の回復がスムーズに進むように半日後くらいには歩いてトイレに行ったりもするので、なかなか過酷です。出産した日は唸るほど痛いですが、2日過ぎるころにはかなり落ち着いてきます。

傷の痛みは起き上がるときが一番つらいです。痛み止めを使いながら休んでいる間に、少しずつ癒えてきて、3日後には「だいぶ楽になった」と感じることができると思います。入院している間に、普通に立って歩いたり、シャワーをしたりできるくらいに回復しますから、少しの間の辛抱と思って頑張ってくださいね。

傷口は日によって、しくしくと痛んだり、かゆみがあったりすることが続きますが、次第にそれも薄れてきます。中には、数年たってからも痛みを感じる方もいるようです。もし、時間が経っても痛みやかゆみが回復しない場合は医師に相談してくださいね。

 

痛みを乗り越えるための手段とは

痛みに対しては痛み止め、鎮痛剤を使用して乗り切ることができます。効果は一時的で、決まった時間(6時間など)あけないと使用できないので、効果が薄れてくると痛みが襲ってきますが、上手に使って、この間に睡眠を取ったり、少し体を動かしてみたりすることが大事です。子宮の戻りを良くするためには多少体を動かすことが大事です。もちろん、過剰な運動は避けなければなりませんが、トイレなどは我慢せずにゆっくりと体を動かす機会を作りましょう。

また、痛みの状態については我慢せず医師や看護師に伝えましょう。我慢しなければならない痛みではありますが、リラックスして過ごすためには一定の理解を求める必要があります。呼吸法や気がまぎれるような配慮をしてくれるところもあります。周囲の支

 

えを感じながら、上手に乗り切ってください。

 

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