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この記事は2017年9月20日に更新されました。

 

初めてのお産を迎える妊婦さんを初産婦、そして一度出産したことのある妊婦さんを経産婦と言いますね。どちらも新しく命を出産する点では違いありませんが、初産に比べて経産は早く進む傾向にあります。この違いを知っておくと、2人目のときに少し早めの心構えが大事なことが分かります。

 

分娩までの流れ

初産と経産の違いを知る前に、まず出産に当たって妊婦さんの体にどんな変化が起こっているかを見てみましょう。

出産までには大まかに5つのステージがあります。準備期→進行期→移行期→娩出期→後産期、と進みます。

 

<準備期>

子宮口が開き始め、前駆陣痛が陣痛へ移行します。陣痛の間隔が10分間隔になってきたらいよいよ病院へ。

<進行期>

子宮口が4cm~7㎝開きます。腰痛や腹痛が始まり、中には気分が悪くなる人も。

<移行期>

子宮口が8㎝~10㎝開きます。この時期が最も辛いようです。ラマーズ呼吸法を試みて呼吸を整えるのはこの段階です。

<娩出期>

子宮口が10㎝ほどに開きます。いよいよお産のステージです。

<後産期>

胎盤が排出され、、2時間ほど様子を見て出血が止まればお産終了。

 

もちろん、こうしたステージが段階的に訪れて、今はどのステージにいるのかということを把握できることはあまりありません。医師や助産婦の指示に従ってお産に臨みましょう。

こうしたステージがあることを知っておくことで、「そろそろかも。」という頃合いを見ることができそうですね。

 

初産と経産、一番の違いは?

では初産と経産の違いはどこにあるのでしょうか。最もわかりやすい違いは出産までにかかる時間。初産では11~17時間と言われているお産の時間が、経産では短縮されます。中には半分の時間でお産を終えたという人もいるほど。この理由は子宮口の開きにあります。初産の場合は子宮口が初めて開くため、開きかたも徐々に進みます。それに比べて経産はすでに一度開いたことがあるため、初産に比べて早く開いていくのです。

また、経産婦の場合、陣痛の間隔も初産に比べて早いうちから動くようにします。時間として15分に一回、陣痛が訪れたら病院へ連絡します。

ちなみに後陣痛は経産婦さんの方が痛いようです。しかし、これも子宮の収縮と関係があり、要は初産に比べて子宮の収縮が早く進むからなんですね。

こうしてみると全体的に経産婦の方が、体の変化が速く進んでいることが分かります。

 

経産婦でも油断禁物

 

経産婦の場合、一度経験済みだからこそ心にもゆとりがあります。しかし初産と同じように時間がかかると考えていると、病院に行ってみてバタバタと分娩まで進むことも。病院到着後1~2時間で出産した、というケースは決して珍しいケースではありませんので、もしもご自身が経産婦になったときには初産より早めの行動を意識してください。1人目の時と同じ様に10分間隔になってから病院へ向かった妊婦さんの中には、「もう少し自宅で様子を見ていたら・・・と考えるとゾッとする」と語る人がたくさんいます。もちろん個人差はありますが、「2人目だから勝手も分かっているし、慌てなくても大丈夫」という心のゆとりが裏目に出てしまうこともあるのです。

 

お産にあたっての「おしるし」とは

出産にあたっては「おしるし」があると聞いたことはありませんか?おしるしとは出産を前にして見られる出血のこと。おしるしの色・量は個人差があり、鮮血の人もいれば茶色い血が出る人もいます。

お産の約3日前~1日前に見られる現象ですが、おしるしは初産・経産に関わらずある人とない人がおり、しかも初産、経産どちらかには見られたものの、一方では見られなかったという場合もあるくらい、確実性があるものではありません。おしるしの有無はその時の運による、としか言い様がありません。「初産だから」「経産婦だから」という理由では決まりません。

だからおしるしがなく突然陣痛が始まることも多くあるのです。ということは「おしるしがなければ出産にはまだ・・・。」という考え方はできないということですね。出産に当たってのサインはおしるしよりも陣痛、ということが言えそうです。

おしるしがあった場合も、それまでと過ごし方を大きく変える必要はありません。確かに出産間近ではありますが、それほど急にはやってこないのでご安心を。のんびりと、というのは難しいかもしれませんが、ハラハラせずにゆとりを持って待ちましょう。まもなくやってくる瞬間を楽しみにしてくださいね。

 

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