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妊娠中には様々な出血があります。それはお産直前期も同じ。この時期の出血には良い意味のモノと、ちょっと心配な意味のモノの2通りがあるんです。今回は産前に起こる出血についてです。

 

目次

・「おしるし」と産前の出血

・常位胎盤早期剥離とは

・こんな症状は急いで受診!

 

「おしるし」と産前の出血

お産3日前頃から見られる「おしるし」。おしるしは「赤ちゃんが生まれたがっていますよ」というサインです。

おしるしの出血量は人それぞれです。あまりに量が少なすぎて「お尻が切れた?」と勘違いする人もいれば、生理時の様な出血の人もいます。

おしるしの出血は自然現象なので心配は要らないのですが、回を追う毎に出血量が増えていたり、3日経っても出血が続いているのであれば異常出血を疑いましょう。おしるしが1回では終わらず2、3日続いたという人もいますが、その場合1回の量は微量であることが多く、大量出血することはあり得ません。

出血量が多い場合に考えられる他の原因は、破水と常位胎盤早期剥離です。

破水(体内の羊水が外へ流れ出ること)の場合、出血と共にチョロチョロと羊水が流れ出てきます。微量の出血であれば入院は不要ですが、生理並の出血の場合は入院が必要になります。

また、出血量が生理並で、サラサラとした血が出ており、腹痛も伴っている場合は胎盤早期剥離の可能性があります。かなり危ない状態です。

 

常位胎盤早期剥離とは

本来、お産の後に剥がれ落ちる胎盤。その胎盤がお産よりも早く剥がれ落ちてしまう症状のことを常位胎盤早期剥離と言います。何らかの原因で生じた出血が血腫を作ってしまい、その影響で正常な位置にいたはずの胎盤が剥がれてしまうのです。

常位胎盤早期剥離が起こると、赤ちゃんが呼吸困難に陥ります。急いでお産を開始しなければ赤ちゃんが死んでしまう、かなり危険な状況です。

常位胎盤早期剥離が起こる原因は、妊娠高血圧症候群や子宮筋腫の合併症、羊水過多であると言われています。また、元々血栓の出来やすい体質の人も注意が必要です。

 

こんな症状は急いで受診!

出血量が多い場合はもちろんですが、出血の他にもお腹の張りや痛みがある場合、水っぽいものが出てきている場合は急いで病院へ行きましょう。「このくらいで病院へ行くなんて」と思わないでください。何かあった時は、とりあえずお医者さんへ電話だけでもかけてみましょう。

ネット上でよくこの様な書き込みを見かけます。

「深夜に破水と出血がありました。深夜だったので、朝まで待ってから受診しました。でも特に問題ありませんでしたよ。だから大丈夫!」

大丈夫ではありません。その時がたまたま強運だっただけです。この様な書き込みを見て「強い妊婦さんだな」と見習わない様にしてください。

想定外の事態が起きた時は出血量や時間によらず、どんどん病院を頼って良いんですよ。

 

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