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この記事は2017年9月19日に更新されました。

妊婦さんのほとんどが経験するお腹の張り。お腹が張るってどういう状態?どうしてお腹が張るのか?そんな疑問についてまとめてみました。

 

お腹が張る原因とは

お腹の張りの原因は複数あるのですが、おおもとの原因は子宮収縮と呼ばれる運動との関係です。

子宮収縮とは、子宮を支えている筋肉が緊張することによって子宮が収縮することを指します。このとき「人体を引っ張られているような感覚がある」「皮膚が張っている感覚がある」といった場合に「お腹が張っている」という感覚を得るのです。

実際、子宮は通常10~50mlほどしか容量はありませんが、出産前、その容量は5リットル程度にまで達します。これだけ膨張するためには反作用としての収縮が必要です。大きくなればなるほどその収縮による緊張の感じ方も大きくなるのです。

お腹が張った感覚の捉え方も人それぞれで、ちょっと違和感を感じる程度の人もいれば、お腹がぎゅっと重く感じる人もいます。

こうした子宮収縮を起こす要因には、冷え、過活動後の収縮、疲労、ストレスなどが考えられます。

 

時期によって張り方が違う

お腹の張りの感じ方は個人差がありますが、時期によってもちょっとずつ変化します。

お腹が張っているなあと感じる時期は妊娠20週前後からと言われています。30週を過ぎるとその間隔は頻繁になるのだとか。大きく初期・中期・後期に分けてみてみましょう。

 

<妊娠初期>

初期にお腹の張りを感じることは稀ですが、下腹部の違和感や、重さを感じる人は多いです。

この違和感の正体は、胎児の誕生に向けてどんどん大きくなっていく子宮によるもの。子宮やそのまわりの筋肉が凄い速さで伸びていくため、下腹部に違和感やちょっとした痛みが現れるのです。

<妊娠中期>

つわりが終わり、子宮の動きが活発になってくる時期です。この頃からお腹の張りが現れやすくなりますが、その大半は元気な子宮が引き起こす生理現象です。子宮がキューっと固くなっていく様な張り方をし、バレーボールくらいの硬さになる感じがします。安定期に入るとつわりが収まったりして家事や仕事レジャーなどで動きすぎることによってお腹が張ることもあります。無理はしないようにしましょう。お腹の張りは少し横になっていれば治まりますが、虫垂炎や腎結石など全く別の病気の痛みと混同しやすいため、痛みが徐々に強くなっていったり長引いたりする場合は、迷わず病院を受診してください。

<妊娠後期>

最も張りやすい時期です。初期・中期と比較すると、張る回数や張りの強さが増します。服の上から触っても、お腹が石や板の様にカチカチになっているのが分かるくらいです。

 

まずは静養に努めよう

お腹が張ってきたときは基本的には少し休んで、痛みや張っている感覚がおさまることを待ちます。子宮収縮は本来継続的に起こる現象ではありません。一過性の場合は体を横にして休むなど、静養に努めましょう。このとき家事などの負担はなるべく軽減できるよう配慮が必要です。その場合パートナーにお願いをしたり、余分な体力を消耗したりしないようにすることが大切です。

自宅静養の中でも特にお腹の張りが強い場合は、トイレや食事以外の活動はなるべく控え、安静にしているように努めましょう。リラックスした姿勢でいられる時間を増やし、収縮がおさまるのを待ちます。椅子に座ったときの姿勢や立っているときの姿勢など、これまでごく当たり前にできていた姿勢も、妊娠中に難しくなることは十分起こり得ることです。痛みの伴わない、ゆったりとした姿勢を保ちましょう。

 

こんな時のお腹の張り方に注意

お腹の張りが強かったり一向に収まらなかったりする場合には医師にしっかり相談しましょう。先ほどのように体勢による場合もありますが、時には切迫早産の兆候である場合があります。切迫早産は早産の一歩手前。時には入院を余儀なくされることもありますので、医師の指示をしっかり仰ぐようにしましょう。

また、1日に何回お腹が張るかを確認してみることも大切です。1日11回以上お腹が張っている人は、一度お医者さんに相談を。特に妊娠30週以降の人が1時間に5回以上のお腹の張りを感じる場合、しかもその感覚が徐々に短くなってきている場合は早急に受診してください。切迫早産の可能性があります。切迫早産とは、早産の一歩手前のこと。子宮行があまり開いてない場合は入院の必要はありませんが、子宮口の開きが大きい場合は入院して点滴治療をする必要があります。切迫早産の予防のためには、無理のないようにすること、また、お医者さんの指示にはしっかり従うようにすることが大切です。

 

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