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この記事は2017年3月3日に更新されました。

 

出産を考え始めたら、もしくは妊娠が気に始めたら基礎体温を測りましょう、なんてよく言いますよね。基礎体温は通常の体温とやや異なりますが、自身の健康状態や生理周期、出産の上ではとても頼りになる数値です。自身の健康状態を知る良い機会にもつながりますので、ぜひ活用しましょう。

 

基礎体温とは

基礎体温とは体を動かす前の一番安静にしているときの体温のことです。人が生活の上で最も体が安静状態にあるのは起床してすぐのとき。このときに体温を測ると体のサイクルが分かり、排卵の有無や生理周期、体調のちょっとした変化などを把握することができます。

女性の場合、体温は0.3~0.5℃の間で周期的に変化しています。

グラフであらわされることもあるこの周期は大きく分けて高温期と低温期の2つの周期に分けられます。通常、周期は14日程度の周期をもって体温が上下します。低温期(14日間)→(排卵)→高温期(14日間)→低温期(14日間)、というサイクルを繰り返しているので、まずは試しに一度計ってみましょう。実際に計ってみることで実感を得られるはずです。

基礎体温を測ることは健康管理にも役立ちます。女性は生理時、腹痛や妙な苛立ちを感じやすくなるなど、個人差はありますが生活に何らかの支障が起こる場合が多くあります。それは突発的にやってくるので自身でもそうした症状が見られたときはなかなか生理によるものとは気づきにくいものです。基礎体温は体温の上昇をサインとして教えてくれるので、「そろそろやってくる。」という気づきを与えてくれます。気づきによって自身の状態を知ることができるのは、思った以上に役に立つものなのです。

 

体温の上昇と妊娠

妊娠時にはこの基礎体温が変化し、高温の状態が続くようになります。これが妊娠時のサインとされているのですね。

体温の変化は卵胞が変化した黄体がカギを握っています。この黄体は着床に備えて子宮内膜を厚くする役割があるのと同時に、体温を上昇させる役割も持っています。排卵によって黄体が多く分泌されると高温期が続くのですが、着床する気配がなければ黄体もその役割を失います。そうして黄体の分泌がストップすると再び低温期に戻るのです。

つまり、黄体が活性化している時期が長く続くということは着床が確認されたということになります。そのため妊娠すると高温期が通常より長くなるのです。

特に17日以上、高温期が続いたときは妊娠の可能性を考えてみるようにしましょう。

 

基礎体温の測り方

基礎体温を測る場合、注意することがいくつかあります。

体を動かす前の体温を測ることが目的です。そのため起床後体温計を取りに行って測るのではなく、動かない状態で測ることができるようにしておくことが大切です。

また、体温計は婦人用体温計を使用するようにしましょう。通常の体温計は小数点第1位までの表示ですが、婦人用では小数点第2位まで表示してくれます。基礎体温の変化はわずかなので、実際のサイクルを見たいときには細かに見ることができる婦人用が最適です。

計測する時間はできる限り同じ時間にしましょう。一度目を覚ました後、二度寝してしまい後で改めて測りなおすと、それだけで差が生まれることがあります。なるべく提示で測ることが望ましいのです。

 

基礎体温のグラフをつけていて違和感を感じたら

基礎体温のグラフは、なかなか教科書通りにはなりません。その日だけ体調が悪かったり、計り方が悪くて正確な結果が出なかったり・・・。基礎体温の多少の乱れはよくあることです。あまり気にしない様にしましょう。

ただし、基礎体温に以下の様な傾向が見られる場合は、一度お医者さんに相談してみてください。

<高温期が無い場合>

月経はあるのに高温期が無い場合、無排卵月経が考えられます。しかし、健康な人でも疲れなどから無排卵になることはありますから、3ヶ月ほど計測を続けて様子を見てみましょう。

<高温期が短い場合>

高温期が9日以下の場合、黄体ホルモンの分泌が上手くいっていない可能性があります。

検査薬を使用するタイミングとは

妊娠検査薬の箱には検査可能となる日の目安が書かれていますが、これよりも早い段階で検査することを俗に「フライング検査」と言います。

フライング検査は最速でも高温期9日目以降に行いましょう。妊娠検査薬は尿中のhcgという成分に反応しますが、このhcg量が急激に増えるのが高温期9日目付近なのです。

とはいえ、9日目にチェックして陰性だったとしても諦めないでください。このチェック方法は検査薬の本来の使用法からは外れていますから、後々陽性に転じる確率も高いのです。きちんとチェックしたい場合は、高温期14日目以降を目安に使用しましょう。

 

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