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女性は妊娠することによって、ホルモンの分泌量などが大幅に変化します。その影響で、妊娠初期にはつわりや熱っぽさなどの「妊娠初期症状」を生じるのです。しかしこの症状、風邪の症状とよく似ているため、うっかり風邪薬を飲んでしまう妊婦さんも多いのです。今回は妊娠初期症状と風邪、妊娠中の薬の使用について見ていきます。

 

目次

・妊娠初期症状と風邪

・薬が胎児に与える影響

・うっかり薬を飲んじゃった!

 

妊娠初期症状と風邪

妊娠初期症状の例として、下の様なものがよくあげられます。

・つわり、吐き気、胃のむかつき

・異様な眠気

・匂いに敏感になる

・熱っぽくなる

・食事の変化

すっぱいものが食べたくなる、好物が食べられなくなるなど。

・唾液や鼻水が増える

一見すると風邪の症状とよく似ているため、自分が妊婦であることを自覚していない女性は「風邪をひいてしまった」と思い込みがちです。そして風邪薬などを飲んでしまい、後で妊娠が発覚して大慌て…というケースは少なくありません。

自己判断だけでは危険ですが、以下の様な症状がある場合は風邪であると考えて良いでしょう。

・くしゃみが出る。鼻水、鼻づまりがある。

・咳やタンが出る。

・明らかに微熱ではない発熱

また、突然38度を超える高熱が出た場合や、咳が長期間続いている場合は要注意。風邪とよく似た症状を持つ、マイコプラズマ肺炎や百日咳、結核の可能性があります。絶対に放置せず、すぐに病院へ行きましょう。

一方、次の様な症状が見られる場合は妊娠初期症状の可能性があります。慎重に行動してください。

・生理が遅れている

・乳房が張っている。乳房が痛い。

・貧血気味

・食べ物の好みが変わった

・情緒不安定

 

薬が胎児に与える影響

妊娠周期によって、薬が胎児に与える影響は変わってきます。

・妊娠4週未満

まだ胎児はいませんが、体内に残留してしまう薬の場合は注意が必要です。また、受精卵が薬の影響を受けて着床しない場合があります。

・妊娠4週~7週

胎児の身体の原型が作られる期間です。薬の影響で奇形を起こすか、という意味では最も過敏な時期となります。が、この頃は母親本人も妊娠を自覚していないことが多いです。

・妊娠8週~15週

胎児の身体の重要な部分が作り終わった頃です。4週~7週と比較すると薬の影響を受けにくくなっていますが、全く奇形を生じないというわけではありません。

 

うっかり薬を飲んじゃった!

全妊婦さんの90%が、妊娠中に何らかの薬物を摂取していると言われています。その中には市販薬はもちろん、タバコやお酒、違法ドラッグなども含まれています。

実は、妊娠中に使用すると危険な薬というのはとても限られたものなのです。つまり市販薬の多くは、胎児への影響をあまり心配しなくても大丈夫な様に出来ているのです。ですから、「妊娠しているとは思わなかったから風邪薬を飲んでしまった」という場合でも、絶対に焦りは禁物です。すぐに中絶を考えないようにしてください。薬を飲んでしまった場合は、正直にその薬をお医者さんに見せてください。きっと適切な判断を下してくれるはずですよ。

また、妊娠前から何らかの病気があって薬を飲んでいる場合、自己判断で薬を中断してはいけません。まずお母さん自身が健康でなければ、妊娠状態を維持することが出来ないからです。妊娠の維持には、持病のコントロールも必要不可欠となります。

 

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