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現在、35歳以上の出産は高齢出産であるとされています。母体の年齢は妊娠の確率だけでなく、胎児が障害を持って生まれてくる確率にも影響を与えることが近年知られてきました。でも母親としては、出来るだけ健康な子どもを出産したいですよね。今回は高齢出産が子どもに与える影響や出生前診断についてのお話です。

 

目次

・高齢出産で子どもが障害を持つ確率

・クアトロテストとは

・○○は胎児に影響する?巷に広がる色々な噂

 

高齢出産で子どもが障害を持つ確率

女性が高齢で妊娠・出産した場合、ダウン症の子どもが生まれやすいと言われています。現在ではよく知られている話ですが、実際はどのくらいの割合でダウン症の子どもが生まれてきているのでしょうか。

妊婦さんの年齢が20歳の場合、1500人に1人の割合(約0.06%)でダウン症児を出産しています。30歳の場合は1000人に1人(約0.1%)、35歳では400人に1人(約0.25%)、40歳だと100人に1人(約1.0%)、45歳になると30人に1人(約3.3%)という割合になっていきます。

最近は出生前診断によって、妊娠中に子どもが障害を持っているかを調べることが出来ます。検査結果で子どもの障害が発覚した場合、その子を生むか諦めるかは子の両親の意思によって決定されます。そのため、この検査には賛否両論があり、「人間が人間の命を選別するのか」「生命倫理に反している」という反対意見も後を絶ちません。

 

クアトロテストとは

出生前診断の一つとして、クアトロテストというものがあります。クアトロテストとは、母体の血液中にあるいくつかの成分の値を計測し、胎児が特定の障害(ダウン症・18トリソミー・開放性神経管奇形)である確率を算出する検査です。少量の採血で検査を受けることが出来るので、お腹の中の赤ちゃんにとっても安心な検査と言えるでしょう。

ただし注意すべきなのは、この検査は確定検査ではなく、あくまで確率を算出するものであるということです。つまり、「この子はダウン症です」と断言されるのではなく、「この子は○分の1の確率でダウン症となるでしょう」という結果だけが得られるのです。その結果をどのように捉えるかは、母親であるあなたの判断に託されます。

 

○○は胎児に影響する?巷に広がる色々な噂

妊娠・出産に関する噂の一つに「精神的な病気は遺伝する」というものがあります。これは全くの嘘です。精神科医デビッド・カイスラーは「精神疾患の遺伝的・生物学的原因に関する説得力のある証明は、いまだにただのひとつもなされていない」としています。ただし、精神疾患のある親を持った子どもがその生活環境によって自身もまた精神疾患を発症する、という可能性は十分に考えられます。しかし他人からは「精神的な病気」が「遺伝」したように見えてしまうため、このような噂が広がったのでしょう。

また、「不妊治療をすると染色体異常が起きやすくなる」という噂もあります。実際は、両者に因果関係があることを証明出来た例はありません。よって、この噂は特に根拠が無いものと考えて良いでしょう。

 

 

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