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妊婦健診には、内診がつきものですね。でも、痛みを感じることも多くて、苦手な妊婦さんも多いです。内診では、何を調べているのでしょうか。回数はどのくらい行われるのでしょうか。

 

内診でわかることは?

内診というのは、膣内を触って診察したり、クスコという器具で膣を広げて中を見て診察したりする方法です。妊婦健診では、何回か受けることになります。妊娠週数によって、調べたい内容が違い、触診を行ったり、視診を行ったり、または両方併せて行ったりします。

 

<妊娠初期>

初診時に子宮の形や大きさ、硬さを調べます。子宮筋腫や卵巣の腫れがないか、超音波検査と併用して検査します。子宮頸がんの検査を行う病院も多いです。

<妊娠中期>

妊娠20週、24週の頃に、触診と視診によって、子宮頚管の状態を診ます。子宮頸管が短くなっていれば、子宮頚管無力症の疑いがあります。場合によっては、流早産を防ぐため、子宮の入り口を糸でしばる手術をしなければなりません。

<妊娠後期>

B群溶血性レンサ球菌(GBS)やカンジダの検査をします。これらに感染していると、産道を通るときに赤ちゃんに感染して、合併症が起こる可能性があります。カンジダは、すぐに治療します。GBSの場合は、陣痛がきてから抗生物質を投与します。

<妊娠37週頃~>

臨月からは健診のたびに内診を行います。子宮頸管の長さや子宮口の開き具合、胎児の頭の下がり具合などをチェックして、出産の準備が進んできているかを調べます。

 

他、出血などのトラブル時にも、内診が行われます。

 

病院によって頻度が違うって本当?

産院によって、内診の頻度は違うようです。「〇〇産科は内診が少ない」などの情報が口コミで耳に入ることもあります。

内診による刺激が流産や早産を招きかねないという考えの場合は、内診が少なくなりますし、内診を重視している医師は回数が多くなります。特に妊娠中期の内診は、産院によって、行う時期や回数が異なるようです。

内診に流早産のリスクがあると聞くと心配になるかと思いますが、回数の多い医院でも、刺激による流早産のリスクが高い妊娠20週前後までは、初診の1回以外、極力内診を控えます。

初期の経膣エコーは内診とは違いますが、内診台で行われ、膣に器具を入れて検査するので、それも合わせると回数が多くて苦痛と感じるかもしれません。

 

頻度が違っても、最低限の内診は必要

できれば回数を減らしたいと考える妊婦さんも多いかもしれません。医院によって回数が違うので、少ない医院を選ぶのも一つの方法です。それでも、初期、中期、後期の3回と臨月に入ってから毎回行われる内診は避けられないでしょう。

内診をしなければ、未然に防げたかもしれない子宮頸管無力症による流早産を防ぐことができないかもしれませんし、前置胎盤を見逃して、大量出血で母子ともに命を落とすかもしれません。

ですから、内診は必要なものなのです。頻度の違いはあっても、最低限の内診は必要と言えますね。無意味な検査などないのです。大切な検査と分かれば、赤ちゃんのため、多少の痛みも我慢できるのではないでしょうか。

 

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