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妊娠したら、乳首が黒くなってビックリする人は少なくありません。授乳に備えて体が準備を始めているのです。また、よりスムーズに授乳を行うためには、どんなことができるでしょうか。

 

妊娠中、乳首が変わるメカニズム?

妊娠すると、授乳のために、乳首や乳輪の色が黒くなったり、大きくなったりします。

色が濃くなるのは、「メラニン色素」が関係しています。妊娠20週くらいになると女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌が盛んになり、メラニン色素を生成するメラノサイトという細胞に作用します。すると、体内のメラニン色素が増え、乳首も黒く大きくなるのです。

メラニン色素には皮膚を強くする働きがあります。赤ちゃんに強い力で乳首を吸われることに備えているのですね。乳首や乳輪が黒く大きければ、まだ目がよく見えていない赤ちゃんでも見えやすくなります。

また、妊娠中に乳首から白いカスのようなものが出ることがあります。妊娠すると、「プロラクチン」というホルモンが分泌され母乳を作る準備が始まります。白いカスは、このホルモンによって分泌された母乳のかたまりです。妊娠中は、母乳を抑えるプロゲステロンというホルモンも分泌されていますから、出産後のように母乳が出るのではなく、少しだけ分泌された母乳が固まってしまうのです。

 

赤ちゃんが母乳を飲みやすい乳首とは?

赤ちゃんがくわえやすいのは、0.8cmから1cmの大きさで、つまんで伸ばした時に2cmくらいに伸びる柔らかい乳首です。乳首がかたいと、赤ちゃんが飲みにくいばかりでなく、乳首にも負担がかかって切れやすくなりますから、柔らかい乳首にしておくことは大切です。

そのためには、乳首をつまんで伸ばすマッサージがおすすめ。乳輪に親指、人差し指、中指の三本の指をあてて、乳頭をつまみます。つまんだ乳頭をいろんな方向からもみほぐしたり、何回も引っ張ったりします。お風呂のときなどに、1日に1回程度やるといいですね。

 

乳管を開通するためのマッサージ

授乳をスムーズに行うためには、乳管を開通することも大切です。乳首を柔らかくするマッサージと一緒に行いましょう。三本指でつまんだ乳頭をひねって引っ張ります。左右にひねってみてください。これを何回も繰り返します。

マッサージは、妊娠中から行うとよいと言われています。安定期から始められますが、乳首を刺激することは子宮の収縮につながります。あまり長い時間しないで、少し柔らかくしたり、オイルに浸したコットンで乳頭をケアしたりするくらいにしておくとよいでしょう。おなかが張ったらすぐに中止してください。切迫早産の人は控えてくださいね。心配があれば、いつ生まれてもいい時期から始めてもいいですし、妊娠中にマッサージしなかったからといって、母乳育児ができないわけではありません。無理のないように行いましょう。

 

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