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流産といえば、出血のイメージが強いと思いますが、出血がなくても流産になることがあります。出血のない流産についてまとめてみます。

 

出血がない稽留流産

妊娠初期に起こる流産は、赤ちゃんの先天的な異常によるものがほとんどと言われています。お腹の中で胎児が死亡すると出血が始まります。しかし、出血が始まる前に、胎芽や心拍が見えないまま成長が止まったり、心拍が見えていたのに、心拍がなくなったりしたことが分かった場合、稽留流産と診断されます。妊娠しても、稽留流産は6人に1人とも言われていて、経験する女性は少なくありません。

受精卵が着床しても育たない、胎児が死亡しているとなれば、いつかは流産が進行して子宮内の物が排出されますが、進行が遅いと感染を引き起こしたり、激しい腹痛を起こしたりすることがあります。そのため、稽留流産の場合には掻把(そうは)手術といって、子宮内のものを掻き出す手術を行うことがほとんどです。

日帰りか1泊の入院で手術が行われます。全身麻酔で10分から15分くらいの手術です。手術中の嘔吐による窒息を防ぐため、手術前の食事が制限されます。手術後は、出血が1週間から2週間ほど続き、手術から1か月くらいで生理がきます。

 

出血がない切迫流産

切迫流産の症状といえば、出血がまず思い浮かぶかもしれません。しかし、下腹部の痛みや張りが続けば、子宮が収縮しているということなので、出血がなくても切迫流産と診断されることがあります。張り止めを処方され、安静にするように言われます。

自宅で安静というのは、家で横になって休んでいることで、できればトイレとお風呂以外は動かない方がよいのですが、現実には難しいこともありますね。お腹の痛みや張り程度だと、家事くらいはと頑張ってしまう人が多いようです。

どのくらい安静にしたらよいかについては、「家事はどの程度やってもよいのか」「買い物に行ってもよいか」「上の子の送迎をしてもよいか」など、医師に具体的に相談するといいですよ。多少の家事や外出が許可されても、お腹の痛みや張りがあるときは中止して、横になって休みましょう。

出血がなくても、流産しかかっている状態なのだということを忘れないでくださいね。

 

安定期でも出血のない流産がある

妊娠中期に起こる流産を後期流産と言います。初期流産にくらべ、母体に原因がある場合が多いようです。子宮筋腫や子宮の奇形、細菌の感染、子宮頚管無力症など様々な原因があります。後期流産の症状としては、出血が起きることが多いのですが、出血がないものもあるので注意が必要です。

後期流産は、早く発見できれば、投薬や手術で流産を防げるものもあるので、出血だけでなく、お腹の張りにも注意を払って、安静にしても張りが治まらない場合には、医師に相談してくださいね。

 

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