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妊婦検診では様々な検査を行いますが、胎児の成長状態を知るために胎児の足の長さを測定することがあります。しかし、足の長さを測って、一体何が分かるのでしょうか?胎児の大腿骨長(FL)の意味と、平均値について解説します。

 

胎児の足の長さを測る理由

妊婦検診では胎児の健康状態を知るために、心拍の測定やエコー検査を行います。このエコー検査時に、胎児の頭部や腹部、足の長さ(大腿骨の長さ、FL)を測定します。これを「胎児計測」と言います。

胎児計測は、胎児の推定体重を計算するために行われます。具体的な計算式は省略しますが、推定体重を求めるためには、

・頭の横幅(BPD)

・大腿骨の長さ(FL)

・腹部の面積(A*T)

の数字が必要なのです。

胎児の推定体重が正常なのかどうかは、母子健康手帳に収録されている「胎児発育曲線」と照らし合わせることで分かります。しかし、このグラフはあくまで目安ですし、推定体重も「推定」でしかありません。ただ、成長度合いに3週以上の差が見られる場合は、一度お医者さんと話し合ってみた方が良いでしょう。

 

胎児の大腿骨の長さ、平均値と誤差の範囲は?

<平均値>

・妊娠9ヶ月(妊娠32週~36週)

52mm~70mm

・妊娠10ヶ月(妊娠37週~40週)

60mm~75mm

<誤差の範囲>

大腿骨長の検査では、エコー上で確認出来た大腿骨を元に長さを測っているため、角度によっては検査の度に違う数値が出てしまう可能性があります。同じ日でも、結果が長くなったり短くなったりすることも珍しくありません。

「どこからどこまでが誤差の範囲です」ということは断言出来ないのですが、成長度合いに3週程度のズレが見られる場合は、お医者さんに質問してみた方が良いでしょう。

 

足が短いのはダウン症の特徴?

「足が短い=ダウン症だ!」と思い込んでしまうママも多いのですが、それだけではダウン症であるとは判断出来ません。あくまでダウン症の特徴の1つとして、「手足の短さ」があるだけです。

ですから、赤ちゃんの足だけが短い場合は、特に心配は要りません。それはその子の個性です。

しかし、足を含め、全体的に身体が小さい場合は注意してください。「胎児発育不全」の可能性もあります。胎児発育不全とは、何らかの理由で胎児の成長が遅れている、もしくはストップしている状態のことです。全妊娠の8%~10%で発生すると言われています。

 

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