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未だに原因不明の病気、卵巣嚢腫。ほとんど自覚症状の無い病気ですが、悪化すると破裂や流産・早産などを起こす可能性があります。決して他人事だと思わず、定期的な検査で早期発見に努めましょう。

 

卵巣嚢腫とは

子宮の左右両側に1つずつある卵巣。この卵巣が腫れてしまった状態のことを卵巣嚢腫といいます。大抵は左右どちらか片側だけに発生しますが、両側に発生する場合もあります。

卵巣が腫れるだなんてとても痛そうですが、卵巣嚢腫には自覚症状がほとんどありません。卵巣は別名「沈黙の臓器」とも呼ばれており、異常が起きても痛みなどを感じないのです。そのため、妊婦検診や他の病気の検査で発覚するケースが多いと言われています。

 

妊娠中に卵巣嚢腫が見つかったら

卵巣嚢腫が胎児の発育を妨げることはありません。しかし、腫瘍が悪性だった場合や大きく成長している場合は、茎捻転や破裂、流産・早産、胎児下降の妨げとなることがあります。

妊娠中に見つかる卵巣嚢腫のほとんどは良性です。直径5cm以下で、悪性でない場合はそのまま経過観察となります。

ただし、腫瘍がどんどん大きくなっていき、自覚症状が出始めた場合は切除が検討されます。特に悪性(がん)である可能性が高い場合は、早急な手術が必要となります。

卵巣嚢腫の原因は未だによく分かっていません。しかし、ストレスや交感神経の緊張が原因となり得るのではないかという説もあります。ですから、妊娠中に卵巣嚢腫が見つかったら、それ以上悪化させないために、適度な運動などを行ってストレスの解消に努めましょう。

 

卵巣嚢腫の治療法

卵巣嚢腫のサイズが小さい場合は経過観察となります。しかし、5cmを超えた辺りから手術による切除が検討されます。10cmを超えている場合は分娩の妨げとなるため、切除してしまうことが多い様です。

一昔前は開腹手術を行っていましたが、現在は腹腔鏡下手術が用いられています(病院によります)。腹部に何ヶ所か小さな切開を入れ、ここから内視鏡を通して患部の切除を行う手術です。腹腔鏡下手術は傷あとがほとんど残らず、開腹手術よりも術後の回復も早いのが特徴です。

卵巣嚢腫は妊娠中でも手術出来ます。よほど悪化しない限りは妊娠の継続も可能ですから、手術が必要となった場合は早めに治療しておきましょう。

 

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