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エコー検査で、「ちょっと大きめだね」「ちょっと小さめだね」なんて言われることがあります。どこを測って、体重を推定しているのでしょうか?大きいとき、小さいとき、心配なことはあるのでしょうか。

 

エコー写真のアルファベット、どんな意味なの?

エコー写真を見ると、GSやCRLなど暗号のようなアルファベットがありますね。どんな意味があるのでしょうか。

<GS(胎嚢)>

エコー写真では胎嚢の大きさ

<CRL(頭殿長)>

頭のてっぺんからおしりまでの長さ

<BPD(児頭大横径)>

頭の幅で最も大きい部分の長さ

<FL(大腿骨長)>

太ももの骨の長さ

<FTA(胎児胸郭断面積)>

胸のところを輪切りにした断面の面積

<APTD(躯幹前後径)>

おなかの前後の長さ、厚さ

<TTD(腹部横径)>

おなかの左右の長さ、幅

エコー検査の機械には自動的に計算する機能があり、BPD、APTD、TTD、FLを測ることで、推定体重が算出されます。

 

標準の大きさってどのくらい?

胎嚢の大きさは週数による個人差がほとんどありません。ですから、胎嚢の大きさを測ると妊娠週数がわかります。もし、胎嚢が週数通りに成長しない場合には流産ということになります。

妊娠20週を過ぎるころから、胎児の大きさには個人差が出てきます。その中でも、80%の赤ちゃんがこの体重になるという標準体重は、20週で211~416g、24週で461~859g、28週で853~1474g、32週で1368~2243g、36週で1927~3086g、40週で2388~3862gです。

かなり幅がありますね。また、測り方によっても誤差が出ます。推定体重の誤差はプラスマイナス10%ぐらいと言われていますが、実際には、生まれて驚いたというくらい誤差があったケースもあります。

 

大きいとき、小さいとき心配なことは?

赤ちゃんの大きさは、両親の遺伝によるもの、個性の場合が多いのですが、中には心配なケースもあります。

例えば、妊娠糖尿病の場合には胎児が巨大化する傾向にあります。この場合は治療が必要になります。また、お母さんの体に比べて赤ちゃんが大きいと難産になる可能性が高くなります。骨盤の大きさを調べて、自然分娩できるかどうかを検討し、帝王切開になることもあります。

赤ちゃんが小さいときには、妊娠高血圧症が原因の場合があります。その他にも何らかの問題があって、赤ちゃんに栄養が届いていないことが考えられます。小さめでも、その赤ちゃんなりに大きくなっていればよいのですが、成長が進んでいないと「子宮内胎児発育不全」と診断されます。おなかの中で育つのが難しいとなれば、早めに出産することも検討しなければならないのです。

でも、心配しすぎないでくださいね。問題を指摘されない限りは「大きい」「小さい」は個性です。大丈夫ですよ。

 

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