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妊娠中、「羊水過多」と言われることがあります。心配になって調べている妊婦さんも少なくないのではないでしょうか。現実は難しいケースもありますが、問題ないケースもありますので、不安ばかりを募らせずに読んでください。

 

羊水過多症とは?

お腹の中の赤ちゃんは、羊水を飲んだり、おしっこを出したりを繰り返しています。出す量と飲む量はバランスが保たれているので、通常羊水の量は保たれるのですが、飲み込む量が少なかったり、出す量が多かったりすると、羊水が多くなってしまいます。これを「羊水過多」といい、これによって、症状があらわれた場合を「羊水過多症」といいます。

羊水過多の自覚症状は、妊娠25週くらいから徐々にあらわれます。また、自覚症状がなくても、定期健診で超音波検査のときに羊水の部分を計測することで、羊水が多くなっているかどうかがわかります。時には、急に羊水が増えて、胃の圧迫感や呼吸困難、むくみ、お腹の張りなどの症状が現れることがあるので、そんなときは、医師に相談しましょう。

羊水が多くなりすぎると、早産や前期破水のリスクがあります。また、胎児が動きやすくて、逆子になることが多いと言われています。

 

羊水過多の原因は?

羊水を飲む量が少ない、おしっこを出す量が多いということは、赤ちゃんが、飲んだり、おしっこを出したりする過程に問題を抱えているケースがあります。飲む量が少ない場合は、消化器官が閉鎖しているなどの奇形が考えられます。染色体異常の合併症状の場合も多く、18トリソミーやダウン症のお子さんにもよく起こります。その場合は、赤ちゃんの胃が小さいなどの異常がエコーで発見されることもあります。多胎の場合には、赤ちゃんへの血液が平等に行きわたらなくなると、多く血液を受け取る方の赤ちゃんのおしっこが増え、羊水過多になることがあります。また、お母さん側の要因としては、糖尿病があります。赤ちゃんも高血糖になり、おしっこが増えます。

しかし、原因不明のケースも60%ほどあり、よくわからないものが多いようです。

 

羊水過多症の治療

「羊水過多」の場合は、まずは塩分を控えたり、おしっこが良く出る薬を飲んだりして、体の余分な水分を減らします。妊娠糖尿病などが原因であれば、糖尿病の治療を行います。また、早産や逆子を防ぐため、できるだけ安静に過ごすように言われます。

それでも、羊水過多の症状が出てくるような場合には、原因を特定するために詳しく検査をします。早期破水を防ぐために、お腹に針を刺して羊水を抜く治療をすることもあります。一度抜いても、また増える場合には、繰り返して羊水を抜く処置を行います。赤ちゃんに問題がある場合は、羊水を抜いたからといって、赤ちゃんの病気が治るわけではありませんが、早産のリスクを減らすことができます。赤ちゃんの消化器官に問題があれば、生まれてから手術を行います。

羊水過多と言われた妊婦さんは、これを見たら不安でいっぱいになってしまったかもしれません。でも、原因不明のものが多く、元気な赤ちゃんが生まれるケースも多いです。不安は赤ちゃんにも伝わってしまいますから、ゆったりと過ごしてくださいね。

 

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