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エコー検査で確認できる、「チカチカ」と動く心臓の鼓動。おなかの中に命が宿ったことを実感できる瞬間です。心拍の確認や検査では、どんなことがわかるのでしょうか。

 

妊娠初期の心拍確認

妊娠6~8週くらいになると赤ちゃんの心臓の鼓動をエコー検査で確認することができます。受精卵の中には、枯死卵といって胎嚢ができても、その先成長しないものがあるのですが、心拍が確認できれば、赤ちゃんが育っているということがわかります。

心拍が確認できないと不安になりますね。ただ、妊娠6~8週といっても、排卵日が遅れていた可能性があるので、これから成長して心拍が確認される可能性もあります。そのため、一回の診察で判断せずに、1~2週間後にもう一度受診して成長しているかどうかを確認します。再診で心拍が確認できればよいのですが、確認できなければ、残念ながら流産という診断になってしまします。

 

心拍確認後の流産

心拍確認後の流産確率は3~5%とされていますが、この確率をそのまま受け入れてしまうわけにはいきません。実際には初期の流産が起こりやすいのは妊娠9~10週なのです。

妊娠5週の赤ちゃんの心拍は1分間に90~100くらいですが、9週では170~180にあがります。この時に、心拍数があまりにも少ない場合や、赤ちゃん自身が大きくならない場合には、流産の可能性が高くなります。ですから、心拍確認だけで、安心することは難しいですね。ただ、このような妊娠初期の流産は、赤ちゃんに染色体異常などがある場合がほとんどです。

では、いつになったら安心できるのかというと、妊娠12週くらいになり、大きさが3センチ以上、内臓や脳も順調に育っているかどうかが一つの目安になります。

 

妊娠中期、後期に受けるNSTとは?

心拍によって、赤ちゃんの状態を診断するのは初期だけではありません。妊娠中期、後期になるとNSTという検査をします。NSTとは、「ノンストレステスト」の頭文字をとったもので、「モニター」と呼ばれることもあります。この検査では、妊婦さんのおなかに機械をとりつけて30~40分ほど時間をかけて胎児の心拍をチェックします。また、子宮の収縮と心拍数の関連も調べます。

赤ちゃんが元気であれば、心拍数は120~160くらいです。赤ちゃんが動くと心拍数があがるので、元気に動いているかどうかもわかります。しかし、赤ちゃんに元気がなかったり、胎盤に異常があったりすると心拍が120以下になってしまいます。また、逆に180以上の心拍が続くときは、胎児頻脈性不整脈かもしれません。

赤ちゃんの心臓の動きをチェックすることで、赤ちゃんが元気かどうかや自然分娩に耐えられるかどうかを診断するのです。

 

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