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この記事は2017年9月20日に更新されました。

何かが差し迫っている状況。これを切迫した状況と表現することがありますね。見ただけでも緊張感の高まる言葉です。切迫早産は「早産が差し迫っている状況」を指します。100%の予防法はありませんが、切迫早産の原因や兆候を知っておくことで、食い止められる早産もあります。

 

切迫早産とその兆候

切迫早産は妊娠22週から37週未満にかけて起こる、早産の危険性が高まっている状況です。

症状として一番感じやすいのはお腹の張りと下腹部痛(10分に1回以上)です。特にお腹の張りは日常的に感じていることなので、わかりづらいかもしれませんね。また、規則的な子宮収縮、破水、性器出血などが現れます。分娩の時期ではないのに分娩時に見られる症状が起こるということは、早産の可能性が高まっている状態なのです。切迫早産になるのは妊婦さんの15パーセントくらいと言われています。切迫早産=早産ではありませんが、中にはそのまま早産になってしまうケースもあります。

 

兆候がみられないことも

一方ではこうした兆候を感じることなく、切迫早産が知らされることもあります。

切迫流産にあっては出血が全く見られなかったが、健診で突然そのように伝えられたということも珍しいことではありません。

また、子宮頸管無力症といって、臨月を迎える前に陣痛もなく子宮頸管が開いてしまう症状もあります。自覚症状がない為発見が難しく、診断された後は安静に過ごす必要があります。

 

早産の原因はいたるところに

切迫早産は原因が複数あり、代表的な原因には感染症、子宮頸管無力症、子宮筋腫、多胎妊娠がありますが、これらに限定されるものではありません。疲れやストレス、体の冷えも早産の可能性を高めます。また、お腹に強い力を入れたり長時間立ちっぱなしでいるなど、日常生活のちょっとした行いが切迫早産の引き金となってしまうことがあります。その他喫煙、飲酒、胎盤の異常、羊水過多、胎児の異常というように、自身で気をつけなければならない原因から自身だけではどうにもできない要因まで様々です。どれかに気を付ければ絶対に防ぐことができるというわけではありません。

 

「安静」こそ一番の療養

切迫早産と診断されても、必ず早産につながるわけではありません。

切迫早産と診断される割合は全体の15%で、そのうち早産となる割合は5%。つまり、きちんと安静にしていれば多くは安産を迎えることができるということです。妊娠週数の長さが十分であると安産につながるとされています。一喜一憂せず長い目で見るようにしましょう。

切迫早産に対する治療は「安静」。つまり、体に負担をかけないようにすることが 最も大事な治療となります。加えて薬を処方されることもありますが、それであっても通常に比べて動きは制限されます。残念ながら安静にしておけば絶対回避できるということでもないのですが、安静にしなければその進行を速めてしまいます。まずは自宅で安静にしていること、これが何よりの治療です。

また、摂取する食事や日々の環境にもしっかり気を配りましょう。特に飲食については健康的に、かつ習慣的に摂取することが大事です。飲酒はもちろん、スナック菓子やカフェインなどの多量摂取は控え、お腹の中の衛生環境を整えましょう。

また、冷えの対策も忘れないようにします。特に下腹部から下半身にかけては冷やさないようにすることが大事です。窮屈でない程度に腹巻をしたりそっとなでるなど定期的に確認してくださいね。

 

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