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本来、子宮内にいる赤ちゃんは、頭が下で足が上になっています。しかし、何らかの原因で頭の方が上に来てしまうことがあり、その様な状態を「逆子」と言います。逆子の分娩にはリスクが伴うため、多くの病院では母子の安全のため帝王切開による分娩が行われます。

 

いろいろな逆子のタイプ

逆子には大きく分けて4つの種類があります。

<単臀位>

お尻が下で、両足が上向きになっている状態です。出産時はお尻から生まれてきます。自然分娩も可能です。

<複臀位>

お尻が下で、体育座りの様に足の膝を曲げている状態です。片足だけ上に上がっている場合もあります。自然分娩も可能ですが、単臀位よりも少しリスクが高くなります。

<足位>

赤ちゃんがお腹の中で立っている様な状態です。片足だけを伸ばしている場合もあります。出産時は足から生まれてくることになるので、帝王切開が行われます。

<膝位>

体育座りの様な格好で、膝が一番下に来ている状態です。出産時は膝から生まれてくることになるため、帝王切開が必要です。

 

帝王切開の日程はいつ決まる?

妊娠の途中過程で逆子になる確率は、30%~50%に上ると言われています。しかし、その多くは妊娠30週頃に自然と直り、最終的に逆子のままお産に至る確率は5%程度です。

妊娠10ヶ月に入ると、逆子が直る確率はグッと低くなります。そのため、妊娠33週頃に逆子が直っていない場合は、帝王切開を行う方向で話が進んでいきます。

帝王切開は陣痛が起こる前に行う必要があるため、本来の予定日よりも早い、妊娠37週~38週目頃に行われることが一般的です。

ただし、手術日を決める妊娠33週~手術を行う妊娠37週までの間に逆子が直った場合は、自然分娩に切り替えることもあります。

 

逆子のままの自然分娩はハイリスク?

お腹の中の赤ちゃんが逆子のまま成長したとしても、妊娠の経過や発育には何ら影響はありません。ただし、出産時にリスクが伴います。

赤ちゃんは頭が一番大きいため、頭さえ出てきてしまえば、後はスムーズに生まれてくることが出来ます。しかし、逆子の場合はその大きな部分が一番最後に出てくることになるため、出産に時間がかかってしまうのです。分娩時間があまりに長引いてしまうと、赤ちゃんが窒息状態になってしまいますし、ママの体力も限界を超えてしまう危険性があります。

そのため、多くの病院では逆子のままの自然分娩は極力避け、帝王切開による安全な分娩を行うのです。

 

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