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母子ともに無事に出産を迎えるために、血液検査は非常に大切です。妊婦健診の血液検査ではどんなことをなんのために調べるのでしょうか。

 

血液検査の時期と目的

厚生労働省では、妊娠23週までに1回(血液型、病気、抗体)、24週~35週に1回(血糖値と貧血)、36週~出産までに1回(貧血)の計3回の血液検査をすることを標準的な例としています。

胎児は、へその緒を通して、お母さんの血液から栄養や酸素をもらうのですから、妊婦さんの血液の状態が胎児にとっても重要なことがわかりますね。

また、妊婦さん自身の健康や出産の際のトラブルに備えるためにも血液の状態を知り、必要な治療をすることが大切なのです。

 

どんな検査があるの?

血液検査では、「血液型」や「感染症や病歴」、「貧血」「

血糖」を調べます。

血液型を調べることで、トラブル時の輸血に備えたり、胎児と血液型違う場合のトラブルに備えたりします。また、「不規則抗体」というものがあると、赤ちゃんの赤血球を攻撃してしまう場合があるので、それについても調べ、早期の発見と治療によって、赤ちゃんの黄疸や貧血の重症化を防ぎます。

「感染症や病気」にかかっているという結果が出た場合には、流産や母子感染がおきないように対策をとります。B型肝炎は出生後にワクチンを接種することで発症を防ぐことができますし、成人T細胞白血病ウイルスは母乳で感染するので、粉ミルクを使うなどの方法で赤ちゃんへの感染を防ぐことができます。トキソプラズマや梅毒についても投薬で赤ちゃんの重症化を防いだり、流産を防いだりします。

風疹抗体については、抗体がないことがわかっても、妊婦さんに予防ワクチンは使えません。ですから、細心の注意をはらうしか方法がありません。できれば、妊娠前に抗体を調べたり、予防接種を受けたりしておくことをおすすめします。

また、妊娠中は赤ちゃんにも届けるため血液が増えるものですが、赤血球の増産がうまくいかなければ、貧血になってしまいます。そして、赤ちゃんに十分に栄養が届かなくなってしまうのです。もし、貧血と診断結果がでた場合には鉄剤が処方されます。

血糖があがると、妊娠中毒症になってしまいます。妊娠中毒症は流・早産の原因にもなりますので、治療が必要です。食事指導や自己注射によって治療します。重症の場合には入院も必要になります。

 

血液検査っていくらくらいかかるの?

負担される項目は、自治体によって異なります。また、病院によっても行う検査項目異なります。たいてい、初めての妊婦健診のときに沢山の項目の血液検査を行い、高額を請求されたという妊婦さんが多いようです。補助券を使っても20000円かかったというケースも少なくありません。たとえ高額でも、妊婦さん自身にとっても赤ちゃんにとってもとても大切な検査なので、しっかり受けておいたほうがいいですね。

 

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