スポンサードリンク

出産を控えた妊婦さんたちが恐れる、突然の破水。陣痛が来る前に破水が起こる「前期破水」は決して珍しいことではなく、全ての妊婦さんにとって他人事ではありません。今回は妊娠中期に起こる破水について詳しく見ていきます。

 

目次

・妊娠中期に起こる破水

・妊娠中期の破水の症状

・病院で選ばれる処置法

 

妊娠中期に起こる破水

通常、破水は分娩の最中に起こるものです。しかし、正産期(妊娠37週~妊娠41週)の場合でも、陣痛より先に破水が起きてしまうことが度々あります。この時期に起こる前期破水は特に病的なものではありません。その大半は、破水後に程なくして自然陣痛が始まります。

一方、妊娠37週未満に破水が起きた場合、感染症や子宮頸管無力症などが疑われます。

感染症は、細菌性膣症や頸管炎、クラミジアなどが早産・破水の原因となると考えられています。

子宮頸管無力症は、何らかの原因によって子宮の入り口である頸管が開いてしまう病気です。放置しておくと早産の危険性がありますが、自覚症状が無いため、妊婦検診で発見されることが多いです。

この様に、妊娠中期の破水は、早期の治療が必要となります。いつもとは違う体液が流れ出てきたら、すぐに病院に連絡して治療を受けてください。

 

妊娠中期の破水の症状

破水時は、羊水がドバッと流れ出ることもあれば、少しずつ流れてくることもあります。色によっては尿漏れと見分けがつきにくいかもしれません。

その他、下腹部痛や性器出血、子宮の収縮感が起こります。「『パン』と何かが割れる様な音がした」という人もいます。

いずれにしても、破水の症状は人によりけりです。少し動いただけで体液が流れ出てくる・自分の意思で流れを止められないなどの症状が見られるのであれば、破水と思っても良いでしょう。

破水に気が付けるか不安という妊婦さんは多いと思います。でも、大丈夫です。同じ様な悩みを抱えていたほとんどの妊婦さんが、直感的に破水に気が付けています。羊水と他の体液は感触が全く違います。心配しなくても大丈夫ですよ。

 

病院で選ばれる処置法

病院到着後、まずチェックされるのが感染症の有無・胎児の状態・体温や脈拍・血液検査です。

妊娠37週を過ぎていれば、48時間以内に起こるであろう自然陣痛を待って分娩へと進みます。37週未満であっても34週を越えていれば心肺機能が出来ているため、陣痛が来れば分娩となる場合もあります(早産)。

34週未満での出産への対応は、病院の設備によって異なります。例えば国立成育医療研究センターでは未熟児にも十分対応出来るため、妊娠26週を過ぎていれば出産することが出来ます。しかし、大抵の病院では妊娠28週未満の破水で分娩に進むことはありません。胎児と母体に危険な兆候が無ければ、妊娠を継続する道が選ばれます。

 

スポンサードリンク